スピルリナの特徴について その1

アミノ酸やバランスのとれたたんぱく質が豊富

たんぱく質が55~70%と豊富に含まれています。

たんぱく質が多いといわれている食品のたんぱく質の含有率を参考までに示しますと、豆腐5%、牛乳3%、プロセスチーズ23%、牛ひき肉19%で、スピルリナが高いたんぱく質含有率をもつことがわかります。

食物繊維を約4~8%含有

食物繊維とは消化酵素で消化されにくい多糖類の総称です。

スピルリナの食物繊維は約4~8%で、その約40%以上は水溶性難消化性多糖類です。

クロロフィル、カロテノイドやフィコシアニンなどの植物性色素を含有

スピルリナに含まれる色素は大きく分けると3種類で、クロロフィル(葉緑素)、β-カロテンやゼアキサンチンなどのカロテノイド系色素、スピルリナ特有色素フィコシアニンです。これらの色素はそれぞれ緑色、橙黄色、青色ですが、まざるとスピルリナ独特の濃緑色を呈します。

β-カロテンは、プロビタミンAとしてビタミンAの栄養機能が知られています。

フィコシアニンは鮮やかな青色を呈することから、ガム、冷菓などに青色をつける植物由来の青色素として利用されています。

β(ベータ)-カロテンが豊富、ビタミンB群などの補給にも

β-カロテン(体内で必要に応じてビタミンAに変わるビタミンA予備軍、プロビタミンAともよばれる)は、スピルリナの日常量4g(通常20粒に相当)で約7mg摂取することができます。β-カロテンは、ビタミンAのような過剰摂取の弊害は知られていません。 また、スピルリナにはビタミンB1、B2、B6なども含まれます。

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