「子どもの野菜摂取」に関する意識調査
カゴメでは、一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」が、日本人の深刻な野菜摂取不足の解消を目的として制定した「31日菜は(さい)の日」に合わせて、これから新学期を迎える子どもの野菜摂取の実態を探るべく、幼稚園・保育園、小学生、中学生、高校生の子を持つ 全国の女性 830名に対し「子どもの野菜摂取」に関する意識調査を行いました。
子どもの96%が野菜不足と判明
・幼稚園・保育園、小学生1-3年生、小学生4-6年生、中学生、高校生の学齢別で子どもの1日の野菜摂取量を調査し、厚労省が推奨する「4つの食品群年齢別・性別・生活活動強度別食品構成」の理想的な摂取量と比較したところ、96%の子どもが目標量に達していないことが明らかに。
※学齢別で厚労省が推奨する下記理想的な野菜摂取量と比較し、理想的な摂取量に達している子どもを「足りている子ども」と定義しております。
※本調査の小学1-3年生は、8~9歳(小学2・3年)の300gを基準として算出しております。
【子どもの理想的な野菜の摂取量】
3~5歳(幼稚園)240g、6~7歳(小学1年)270g、8~9歳(小学2・3年)300g、10歳以上(小学4年以上)350g
厚労省が推奨する「4つの食品群年齢別・性別・生活活動強度別食品構成」/身体活動レベルⅡ(ふつう) より
野菜が好きな子どもは半数以上、好きなのに野菜不足の子ども9割以上
・子どもの半数以上が「野菜好き」と回答。「野菜好き」の子どもの中で野菜摂取量が「足りている子ども」、「足りていない子ども」を見たところ、野菜が足りていない子どもが9割以上もいること判明。野菜が嫌いだから摂取出来ていないという状況では無いことが明らかに。
親の食事に対する意識が子どもの野菜不足に影響していることが明らかに
・子どもの野菜摂取量が足りている家庭は、「栄養バランスが良いこと」、「野菜を多くすること」などを栄養面的な意識が高く、足りていない家庭は「すぐに出せる・調理できること」など調理の利便性への意識が高いことが判明。
・足りている家庭と足りていない家庭の意識の差は「朝食」が最も大きいことが明らかに。・野菜摂取の多い家庭はサラダだけでなく、ほぼ毎日野菜を加熱調理して摂取している人が多くいることが判明。