不足しがちなカルシウム。本来ならどれくらい摂取するべき?

カルシウムはヒトの体内におけるさまざまな組織に存在しています。

その量は、ヒトの体に存在するミネラルでもっとも多く、体重の1~2%がカルシウムと言われる程です。

では、どのくらいの量を摂取すればよいのでしょうか。

口から摂取したカルシウムは、小腸で吸収されます。

ですが、食材に含まれているカルシウムが全て吸収されるわけではありません。

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、腸管の吸収率、骨代謝、尿中排泄量を考慮し、1日の推奨量が決められています。

1日の推奨量は年齢、性別で異なり、骨が大きくなる成長期には、カルシウム推奨量もそれに伴い多くなっています。

日本人のカルシウム摂取量は不足しがちといわれますが、どのくらい不足しているのでしょうか。

2019年の「国民健康・栄養調査」によると、全年代の1日の平均摂取量は男性520mg、女性509mgでした。

この数値は、全年代の推奨量には足りていないのです。

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